理由その1
中わたの素材が大問題。一度品質表示を見ていただきたい。中わたはほとんどがポリエステルとなっているはず。吸汗性ポリエステルなどとややこしい表示をしたものもあるが、吸湿性は大差なし。これは、毛細管現象で液体の水(汗)を吸いやすくしただけ、湿気となる水蒸気の汗にはあまり関係なし。
つまり、\2,980の特売のこたつ掛ふとんで寝るのと大差ないという事。夏は暑く冬は寒い。
理由その2
なぜ敷ふとんはあんなに硬くて石油化学製品を多用したものにするのか?それは、多くの子供たちが犠牲となったと思われるあの「うつ伏せね」ブームの時の製法をそのまま受け継いでいるから。
「硬いもので寝かせないと背中が曲がる」という一見正しそうな迷信を信じ込んでいる保健婦さんの多さにはあきれ返る。そりゃ柔らかいふわふわはだめとしても、いくらなんでも硬すぎ。硬わたの敷を使わずに育った今の30才台以上の人の背中はみんな曲がってますか。
理由その3
赤ちゃんにとって「眠り」はおとな以上に大切。赤ちゃんは眠る事で大きくなるといってもいい。それなのに、睡眠時の生理現象をまったく無視した、いや、考えてもいない今のベビーふとんで良質な睡眠が得られるわけもない。

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