畳ベッド

クッション性のあるマットレスを用いずに、ベッドの上面が畳敷きになっている。通常は畳の上で使用する敷布団を用いることになる。
腰痛持ちの人が好んで使用していることが多い。
購入する年齢層が高いせいか(お金に余裕がある人が多いせいか)、比較的高価な場合が多い。

一見理想的なベッドと考えがちな畳ベッドだが、いくつかの問題点を抱えている。

問題その1
昔の畳は中までわらを使用したものだが、最近のそれは発泡スチロールの親玉みたいな物が芯になっている場合がほとんど。つまり、畳本来の吸湿透湿能力を期待するのであれば、中までわらで作られた畳が使用されていることを確認する必要がある。

問題その2
一部でもわらを素材に用いると、虫が発生することが多い。そのため、最近では防虫剤をたっぷり使用しているとのこと。

問題その3(忘れてはいけないこと)
カビの発生。畳ベッドを使用するという事は、畳の上に敷布団を用いて寝ることと変りがない。という事は毎日のように布団をかたずけないと万年床と同じことになる。

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