ウォーターベッド

マットレス部分に防腐剤を混入した水を満たしたバッグを使用する。バッグ部分を小分けしたり、ゼリー状の物を充てんしたりと色々なバリエーションがある。たいていの場合、電気ヒーターを内蔵していてバッグ部分の水を適温に加熱するようになっている。
Sleepyの知る限りでは、購入した人のほとんどが後悔しているもよう。しかし、少数の人が「これほど良い物はない。」と言っている。どうも万人向けのベッドではなさそう。


ウォーターベッドの売りもんくは、
水の浮力を利用しているために沈んだ分だけ大きな力で支えられ、しかも圧力が分散するために理想の睡眠が得られる、といった所でしょうか。

うそ八百!もし人間の体が前後(腹背)に対象形で、頭の天辺からつま先までまったく同じ密度ならこうなるかもしれません。残念ながら、そんな事はありえません。重い腰部の落ち込みを防ぐのに浮力材を利用したものまであるようです。

ウォーターベッドの欠点
その1
マットレス部分のバッグには当然防水性の物が使用されていること。
つまりマットレスに接している部分で空気が通ったり湿気を吸収できる物は薄いシーツ一枚だけ。
ビニールのビーチマットの上にシーツをひいて寝て見れば分りますが、背中が蒸れて本当に寝苦しいものです。
その2
決定的に寝返りがうちにくい。
いまや自然な寝返りは人間にとって必要な行為だという事になりつつあるのに、あのようなブヨブヨブカブカの上では…
寝返りがしやすい事も眠りを妨げない敷寝具の条件です。


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