●家庭用温熱電位治療器●
健康寝具の横綱格。冬は遠赤外線炭素ヒーターで暖かく、電位治療ではイオン?が出るという電気敷ふとん。有名メーカーが率先して販売するドル箱商品。体質を改善するというセールストークを使う店もある。
寒い冬にはポカポカ暖められると気持ちのいいもの。でもちょっと待ってほしい。眠るということは、体温を下げて代謝を抑え、休息すること。

眠りに落ちるまでは気持ちがいいが、眠った後の体は大変。周りから加熱されながらも一生懸命に体温を下げようとせっせと汗の量を増やす。おまけに、このての敷ふとんは下方へ汗が抜けにくいものが多く、おふとんの中は蒸れ蒸れ。電気毛布を弱で使うほうがまだましかも。
特に、循環器に問題のある人は早急に主治医に相談するべき。

体温が低下すべき時に加熱するわけで、人間本来の自律神経の働きや生体リズムに逆らうことは確か。自律神経に障害が出たと、PL法で訴えられたらメーカーはどう対処するのだろうか?
冬、暖めないと寝られない、といった依存性が出なけりゃいいのだけど。

電位治療も本当に効果があるほどなら、それを毎晩睡眠中に行って副作用はないのか?それとも効果も副作用も気にならない程度なのか?

この手の敷ふとんは昼間起きているときに使いましょう。

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