枕の役割と選び方
枕の役割 |
枕の役目は、決して頭を持ち上げることではありません。 簡単に説明すると、壁に沿って楽な姿勢で立った時、首や後頭部の所には壁との間に空間ができるはず。この状態をぐるりと90度傾けて寝た状態に考えると、この空間を埋めるものが枕です。 つまり、眠るときに頭が落っこちて首が後ろにそるのを防止するのが枕の役割です。 |
上手な選び方 |
まず、店を選ぶ。よく、計測器を用いて首筋のカーブを測る店があるが、これはあくまで高さの目安を見るだけ。使い心地を確認するためにサンプルで試し寝ができる事が最低条件。 その時に十分なアドバイスが得られるかどうかが問題。枕専門の催事をしているとき以外、デパートは避けたほうが無難、なぜなら、メーカーの派遣店員でもない限り、デパートの販売員は、枕について素人の場合がほとんど。 次に、実際に寝てみて仰向けのときに首筋に圧迫感の無い物を選ぶ。入眠時の寝姿勢をとり違和感のないことも確認する。このときには横向けになったり寝返りをしたり、いろいろな寝姿勢を試してみること。 試し寝用の敷寝具の硬さが普段のそれと大きく違うときは、使用時に枕の高さが変わるので販売員にその旨相談すること。 枕の使用感だけはその本人にしか解らないもの、いくつかの枕を試してみてその感じを店の人に伝える事が重要。 |