羽毛ふとんの真実
羽毛の品質 羽毛の品質を左右するのは、ダウン率でも産地でもない。どれだけしっかりと成熟したダウンかどうかで決まる。もちろん冬毛がいい。一般的に、ダウン率をいたずらに高めるとダウンの質は低下(小さくなる)する傾向にある。真っ白のホワイトダウンより、天然の鳥に近い色のついたグレーダウンのほうが耐久性や保温性など優れている。
また、かさ高性をやたらと強調した物には要注意。羽毛に樹脂加工することでかさを高くする事は容易。

鳥種 ダックとグースに大きく分けられる。同程度に成熟したダウンを比較すると、グースのほうが優れている。がしかし、本当に良質なグースダウンはかなり高価になる。Sleepyは現在北海道産のダックダウンのふとんを使っているが、これは下手なグースダウンよりはるかに優秀。

ハンドピック
グースダウン
良質のダウンだけを手で採取するように聞こえる。グースの場合年に4回前後羽毛を採取するので通常はハンドピックになる。ダウンの質など関係無しに、赤むけになるまでむしりとる。

マザーグース
ダウン
マザーグースとは種鳥のこと。農家は1個でも多くの卵を生ませたいもの。その大切な鳥の羽毛などそうそうむしるものではない。あったとしてもごく少量で貴重な物。なぜか今の日本にはマザーグースが氾濫している。

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