羊毛ふとんのウソ?ホント!

羊毛という素材は、寝具の中わた素材には適さないとSleepyは考えます。

そのわけは、
羊毛はもともとフエルトになる性質を持っている。ふとんの中わたとしてこれを用いる場合、フエルトになっては都合が悪い。
それに、織物の性質で側生地より中わたが吹き出し易い。

そこで、羊毛自体をウレタン樹脂などでコーティングしたり、ポリエステルわたと混ぜたりする。
仮に、毛織物の落ち綿(ゴミ)でなく正直に原毛を使ってあったとしても、ウール本来の吸湿発散性などあったものじゃない。

数年使用した羊毛ふとんをたたくと、やたらとホコリが出て困っている人も多いと思う。特に安物はひどいもの。
これは、劣化したウレタン樹脂と損傷した毛のホコリなのでアレルギーの人は要注意!

高温多湿な日本で、あえて羊毛をふとんの中わた素材に用いる必要があるのだろうか?
しいて、羊毛ふとんの長所を挙げるとすれば、価格がとことん値崩れして安いという事。それだけ。

・・・羊を数えることは安眠に効果的と言う人もいますが…

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