アイダー羽毛布団

アイスランド産アイダーダック羽毛布団

より詳しい説明は下記アドレスでさせていただいております。ご覧くださいませ。

眠むの木WEB本店

眠むの木京都ウェルカム支店

アイダーダックは、和名を『ホンケワタガモ』 と言い、 北半球では最大のカモの種類です。

生息地はアイスランドに多く住んでおり、このアイダーダックは特別保護鳥 として管理されております。
また、アイスランド以外でも見られますが、「アイダーダウン・アイダーダックダウン」として安定的に採取される量は、多くはありません。
やはりアイスランドが、「アイダーダウン」の代表的な原産・採取国となります。


アイダーダックの雛の生存率…

ご紹介しているアイダーダックの雛の生存率は、通常10%とカウントされています。
アイスランド国内で特別保護鳥と指定されているアイダーダック/ホンケワタガモでも10匹の雛のうち、成鳥となり産卵が可能な個体に育つのは、1羽なのです。原因は過酷な自然環境ではなく同じ地域に生息する天敵のミンクやカラス・カモメ・キツネ等です。その様な天敵から、親鳥の産卵から雛の巣立ち・成長を見守っているのが、アイダーダックのファーマーの方々なのです。
産卵の後、無事雛の巣立ちが終わる頃、巣の周りにあるアイダーダウンを収獲します。
まさにアイダーダックの恩返し・お礼と言えるものなのです。


2010年にエイヤフィヤトラヨークトル火山の噴火が報道されました。

当時の噴火の様子、噴煙が高く舞い上がった爆発時の衝撃的な映像がテレビニュースで映し出されていた事は、 今でも記憶されておられる方も多いと存じます。実際にその被害は西ヨーロッパと北ヨーロッパの全域で、空港の閉鎖等、航空運行に重大な混乱を引き起こした。私たちも、当初アイスランドの方々の被害、またビジネス関係でもある「アイダーダック」への影響等、

アイスランド 非常に心配致しました。
ただ、結果としては、アイスランド国内では、エイヤフィヤトラヨークトル火山近辺の風下にお住まいの方々、またその地域の羊ファーマーの方たちに、大きな被害が及びましたが、火山の爆発による影響・被害は偏西風等の影響でアイスランド本国と言うよりも、他の国、つまり南東方向にあたるグレートブリテン諸島/イギリス及びヨーロッパ大陸に及ぶものでした。
幸いにも「アイダーダックの主な生息地」である、アイスランド西部・ブレイザフィヨルズル湾に浮かぶ多くの島々や、北西部フィヨルド地域には、全く影響が無く、アイダーダックダウンの収穫も通常通り行われました。 


アイスランド

初日の目的地は、アイスランドの北西部に位置するフィヨルド地帯。イーサフィヤルザルデュ-プ湾に浮かぶ数少ない有人の島・Adeyアイズエイ。
マグナスダックファームです。距離があるため時間的に当日の到着は、不可能で、そのためケプラヴィーク空港から、レイキャヴィークを経由して、翌朝Adeyアイズエイに向けて出発。地図上の直線距離は、それほどでも無くとも、橋が無いためフィヨルドのボトム・底まで引き返しまた先端への繰り返し海岸線を走り続ける事、数時間。まず今まで経験をした事が無い状況。それに加えて移動中の地形・景色は、本当にすごいです。


アイダーダックダウン を求めて

この地域は、フェンスで仕切られ関係者以外は全く立ち入り禁止。…と言ってもここまで来る人、特に観光客はまず見かけない地域です。
まさに水鳥たちの楽園です。アイズエイ・マグナスダックファームは、水鳥特にアイダーダック・ホンケワタガモにとっては楽園と言えるものです。
マグナスさん達はアイダーダックの巣作りから、雛鳥の孵化の後巣立ちの時まで、その天敵からアイダーダックを護っています。
そのためアイダーダックも、私たち人間を天敵とは思わず、近くに行っても威嚇の行動はとらないのです。


アイダーダウン

アイダーダウンは一般の水鳥の羽毛採取とは異なり、親鳥が抱卵の時に巣に自分の羽毛ダウンを植えつけ卵を温めます。
雛が成長して巣立った後に、人間の手によって一つずつ収集します。一つの巣で15g前後しかなく、一枚の羽毛布団(シングル1キロ入れの場合)を作るには約70個の巣が必要になります。
アイダーダックの羽毛ダウンの総生産量は世界で約2,000~2,500kgほどしか取れない希少価値のあるダウンです。


★貴重なお時間をお使いの上、ご遠方・他府県からお越しいただきます。 ご納得・ご満足いただくためにも、掛布団や敷布団をご検討の場合は、お時間をお取りしますので事前にお電話・メール等でご予約いただきます様どうぞ宜しくお願い致します。

企画室での羽毛布団・敷布団等のご説明は、13時30分から15時50分と16時~19時30分とさせていただきます。 【完全ご予約制】